アルマイト、ステンレス電解研磨、に次ぐ当社新規採用第3弾として1988年より導入開始した現在のところ当社唯一の品物へ直接電気を掛けない「無」電解めっきです。
開始当初は担当がつかない実験室レベルでのものでしたが他例にもれず1990年以降の急激な需要増加に応え大幅に拡充、大型槽での供用になりました、特に 今の時代に先駆け半導体精密金型向けに薄厚対応用にリファインし御客様にほぼ一括採用が決まった1991年以降は爆発的な受注を記録し以後12年近く亜鉛 めっきと並ぶ当社の屋台骨となりました。
特徴はとかく寿命が短いとされるめっき液のロングライフ化(従来比約1.5倍)、所期時回復補給プロセスのスピードアップ化(2液制、pH自然自動調整 等)最後は単独めっきとして異例の表面硬度(めっき後750[Hv]、熱処理後1100[Hv])をメーカーとのパートナーシップにより実現し、現在も幅 広い要望に応えております。
また御希望の御客様にはアルミ上の無電解ニッケルめっきも行っております。
【無電解ニッケル槽】長さ 1600×幅 800×深さ 800